2016年度
庭園倶楽部 会員募集 庭と日本人 2016年6月〜2016年12月 毎月 金曜日 19時〜21時 講演全5回 * 研修旅行+一日見学 旅行経費別途 |
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講師=進士五十八 しんじ いそや (造園家、東京農業大学名誉教授・元学長) |
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6月3日(金)19:00 - 21:00 |
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一日庭園見学 |
6月18日(土)19:00 - 21:00 鎌倉にある茶道宗遍流の庭を訪ねます。まず露地の掃除からスタートし、心身を浄化し孤高の庭匠とよばれた田中泰阿弥の最後の作庭を見学します。 |
7月22日(土)19:00 - 21:00 |
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9月9日(金)19:00 - 21:00 |
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10月21日(金)19:00 - 21:00 |
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庭園研修旅行 |
11月12日(土)・ 13日(日)・ 14日(月) 沖縄戦での犠牲や基地問題のみではありません。薩摩侵攻、琉球処分など武力による蹂躙の歴史は続きました。しかし真っ白な琉球石灰岩が積まれた12世紀以降の中城城などグスク(城)の曲線をみると、戦争の舞台までを美しい自然風景(海と山の眺望)でやさしく包み込んでしまう沖縄の人たちの心根をみるようです。沖縄本島の南部戦跡や摩文仁の平和祈念公園には大木や濃い森は見当たりません。米軍に焼き払われてしまったからです。しかし、名護のヒンプンガジュマル(樹齢300年、樹高20m、枝張り30m)や本部半島やんばるの自然、美ら海、そして今帰仁城の7・5・3の階段には人間への思いやりを、那覇市の玉陵(たまうどぅん)には先祖崇敬の心を、南城市の斎場御嶽(せーふぁうたき)には神秘に祈る心をみることができます。識名園や首里城ちかくの高官の屋敷には日本庭園に中国的意匠を加えた独特の「琉球庭園」を味わうことができます。 |
12月9日(金) 山水都市ともいうべき日本都市はその庭園的な発想において、都市/庭の相似性が認められる。古典庭園は未来都市を考える宝庫である。そのような風景学的視点から、貴族・ブルジョア的な西欧都市とは異質な町民・大衆的な日本都市の未来について考えてみたい。1 都市の山水占地 2 「場」と「庭」(ニハとは何か)3 庭屋一如 4 まちニハをつくる 5 なぜ巡るのか? 6 現代アートとしての庭 7 庭園と都市の社交性、8 公園からコモンズ(入会地)へ |
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