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5月18日(金)
日本庭園の時代的・様式的変遷(1) |
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★1日庭園見学 5月19日(土) |
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6月15日(金)
日本庭園の時代的・様式的変遷(2)近世から現代へ 近世に入ると桂離宮や修学院離宮をはじめ、回遊式庭園が各地に造られる。後楽園や兼六園など江戸期大名庭園は、広大な敷地に古代の曲水、中世の茶庭など全時代の庭園細部構成が総合的に活用され、宴遊のみならず武芸や軍事、殖産など多機能な空間となっている。近代に入ると庭園にも洋風が取り入れられ、近代自然主義的な作庭も現れる。できれば現代ランドスケープの多様な実態もみたい。 |
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★1日庭園見学 7月7日(土) |
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7月20日(金)
日本庭園の空間・景観構成術 日本庭園の特質は、5つのキーワードを理解すればよい。(1)囲繞:自分の空間、自分の世界を安定させるために空間を効果的に囲むこと。(2)縮景:宇宙や理想世界を庭の中に省略、強調し、縮尺して表現すること。(3)借景:園外の風景を生けどる手法。(4)樹芸:樹木に人工の手を加えて人間の意志を表現すること。アーボリカルチュア。(5)然び(さび/エイジングの美):石の風化や苔、また樹木の生長や根張りなど時間の積み重なりが醸し出す深い味わいや美しさ。 |
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8月17日(金)
日本庭園の意匠と細部構成 |
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★2泊3日 庭園研修旅行 9月8日(土)~ 10日(月) 見学地:中国杭州・蘇州(予定) |
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9月21日(金) 中国国家風景区・杭州西湖十景の実際
江戸期の大名庭園、特に徳川御三家ゆかりの庭園には、世界文化遺産でもある中国杭州市の景勝地西湖十景を縮景している場所が多い。小石川後楽園、紀伊和歌の浦の養翠園、水戸偕楽園の柳堤など西湖堤がそれである。西湖風景の成立は、詩人の白楽天、蘇東坡が大きくかかわり、詩題、画題となる風景のあり方(八景式風景観)を学ぶことができる。現在5000万人/年の世界的観光スポット。 |
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10月19日(金) 中国式園林の構成と技法の実際 中国園林の空間や景観、移動景観の構成原理と技術は徹底している。日本庭園ではその効果が淡められている。借景、障景、対景、框景、隔景の手法、?山、置石、理水、亭などの活用は似ているが、材料や表現法、スケール感や自然観など中国3000年の歴史の重みという点ではまったくの別世界が展開する。世界遺産の蘇州市内の私家園林にみる中国独自の太湖石や門窓、長廊など興味は尽きない。 |
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■入会金/5,000円 (ワタリウム美術館サポート会員の方、庭園倶楽部ご継続の方は無料。ワタリウム美術館アートパス会員の方は4000円) ■会費 19,000円 講演会6回 [旅行+一日庭園見学経費別途] 振込先 三井住友銀行 青山支店(普)普通口座 No.1621750 庭園倶楽部 |
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■ワタリウム美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 Tel:03-3402-3001 Fax:03-3405-7714 email:official@watarium.co.jp |
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