この研究会の視点は、時代と共に移り変わると庭の思想と形成との関係を通し、その背景にある日本のあり様を検証していきます。多くのスライド上映を通じて、2000年にわたる日本の庭園を学びます。日本の庭園と風景の多様で多面的なおもしろさを学び、また実地に見て体験する2013年にしたいと思います。 |
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<今年の活動のねらい> |
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◎3月21日(木)・22日(金) 庭園研修旅行 宮廷庭園を学ぶ 桂離宮 |
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4月19日(金)〈仏の庭・毛越寺庭園など〉 東日本の極楽浄土 |
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5月17日(金)〈月の庭・桂離宮庭園〉 源氏物語の面影の景 W・グロピウスは「桂離宮では、精神が物質に打ち勝っている」と言い、その「時を超えた近代性」に驚嘆している。悲運な父子の深い教養や思いと遠州の造園術がつくりあげた桂山荘。瓜畑のかろき茶屋にはじまる八条宮智仁、智忠親王の2代の宮家のミクロコスモスは、日本を代表する名園として世界に知られる。眺望第一の景観地、物語世界の意匠、茶屋建築群と造園の調和、桂川氾濫対策など庭園デザインのすべてがここにある。 |
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6月21日(金)〈詩歌の庭・小石川後楽園と六義園〉 漢詩と和歌の世界 剛と柔。儒教精神を尊ぶ水戸光圀。和歌の雅に遊ぶ柳沢吉保。それは漢詩漢文と和歌ひらがなの対比でもある。同じ江戸の大名庭園でありながら、庭園デザインの手法も技法も、建物や場所の呼称も正反対。日本庭園はみな同じ、というひとは"くらべてみる"とよい。庭は自然が基本だが、それを生かすのも結局は人間。思想は詩歌に、それが庭園のかたちになる。思想の"見える化"が、造園術である。 |
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7月19日(金)〈石の庭・月の桂の庭など〉 日本庭園の自然学習性 |
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★庭園見学 9月14日(土)・15日(日) |
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★1日庭園見学 10月26日(土) |
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11月22日(金)
〈花の庭・墨堤の桜と百花園〉 江戸下町の花と庭の文化 |
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★1日庭園見学 5月25日(土) |
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★1日庭園見学 10月5日(土) |
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■入会金/5,000円 (ワタリウム美術館サポート会員の方、庭園倶楽部ご継続の方は無料。ワタリウム美術館アートパス会員の方は4000円) ■会費 19,000円 講演会5回 [旅行+一日庭園見学経費別途] 振込先 三井住友銀行 青山支店(普)普通口座 No.1621750 庭園倶楽部 |
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■ワタリウム美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 Tel:03-3402-3001 Fax:03-3405-7714 email:official@watarium.co.jp |
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