この研究会の視点は、時代と共に移り変わる住まいと庭の関係を通し、その背景にある日本のあり様を検証していきます。多くのスライド上映を通じて、2000年にわたる日本の庭園美学を勉強する集まりです。 新・庭園倶楽部 日本の住まいと庭園の移り変わりを5回にわたって通観します。住まいの平面や使い方、空間を演出する座敷飾や障壁画など「内」への視点と、住まいから眺める庭、建築と合わせて選ぶ庭、建物へのアプローチとしての庭など「外」への視点。 分野が異なる2人の研究者がそれぞれの視点から語り、住まいと庭園の空間美学を多面的に探る興味深い研究会です。 |
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2006年4月21日(fri) 19:00〜21:00 ■プレ講演 御招待回 石と水、そして樹木。 日本庭園はこれらを美しく組み合わせ、自然と歴史と文化を一体としたものです。 神仏の庭、貴族の庭、大名庭園、庶民の庭、都市の庭と、日本庭園の造景と歴史を考察します。 講師=進士五十八(しんじ いそや)東京農業大学教授 |
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2006年5月26日(fri) 19:00〜21:00 ■晴(ハレ)の空間、褻(ケ)の空間 古代には、公的なことを「晴」、私的なことを「褻」と呼んで区別し、空間を使い分けました。このルールが住宅の形にどのように表れ、また時代とともにどう変化したのか、内部空間を中心に見てゆきます。 講師=小沢朝江 |
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2006年6月23日(fri) 19:00〜21:00 ■自然環境・景観と庭園の結びつき 日本庭園は、自然や憧れの景観を縮景したり、そこに蓬莱神仙思想や仏教観などを織り交ぜて作庭されてきました。しかしながらそれらの個々の作品は、作庭された周囲の環境が大きく影響力を持っていたことは間違いありません。 周囲の四季における自然環境と庭園との結びつきがどのような形で表現されたのか、様々な事例を元に検証していきます。 講師=重森千青 |
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2006年7月21日(fri) 19:00〜21:00 ■表と奥 近世には、書院造の成立とともに、部屋の機能や用途を表現する規範が厳密に定められ、建物全体も「表」と「奥」という2つのエリアに明確に分けられました。 住まいと庭との関わりの変化を建物の配置から考えます。 講師=小沢朝江 |
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2006年9月15日(fri) 19:00〜21:00 ■小川治兵衛のこと 「庭園は自然に近づきたい人間の本能の表れ」ということを念頭において、日本中に数多くの作品を残し、現代の庭園界においても、依然大きな力を保っている、明治から昭和初期の日本の近代庭園界を代表する小川治兵衛(屋号:植治)を取り上げます。 講師=重森千青 |
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2005年10月21日(sat)〜10月22日(sun) ■庭園研修旅行 京都など 講師=重森千青 |
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2005年10月27日(fri) 19:00〜21:00 ■茶の空間 茶室は、茶の湯のための専用の建物であり、その思想を具体的に表現した空間といえます。 亭主と客との関係を形にした極小空間の構成を、思想と意匠の両面から見てゆきます。 講師=小沢朝江 |
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2006年11月24日(fri) 19:00〜21:00 ■露地 燈籠のこと 庭園内に設置されている燈籠は、本来寺社の献燈用として設置されたものですが、庭園内に用いられるようになってから様々な形式に発展していきます。 初期の八角形から始まり、六角、四角、そして庭園内に設置するために設計された庭燈籠など、石造美術品としてみた燈籠の美しさについて語っていきます。 講師=小沢朝江 |
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新・「庭園倶楽部2006」会員募集 参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入の上郵送、e-mailまたはFAX03-3405-7714にてお申込下さい。なお、同時に、会費を下記の口座にお振込み下さい。 定員になり次第、締め切らせて頂きます。 |
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■入会金 ¥5,000 [ワタリウム美術館サポート会員の方、庭園倶楽部ご継続会員の方は無料。ワタリウム美術館一般会員、金曜日スクール2006会員の方は半額。] ■参加費 ¥14,000 講演会6回+プレ講演1回+旅行 [旅行経費別途] ■振込先 三井住友銀行 青山支店 普通口座 No.1621750 庭園倶楽部 |
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■ ワタリウム美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 Tel.03−3402−3001 Fax.03−3405−7714 email:official@watarium.co.jp |
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