この研究会の視点は、時代と共に移り変わる住まいと庭の関係を通し、その背景にある日本のあり様を検証していきます。多くのスライド上映を通じて、2000年にわたる日本の庭園美学を勉強する集まりです。 庭園を通じ大気へと通なる空間美学をまなぶ 庭園倶楽部の視点は、時代により変化する住居と庭の関係、およびその背景にある日本の造形との関係にあります。その視点から数多くのスライド上映を通して、日本庭園の美を勉強する集まりです。庭園見学旅行を含む10回コース。毎月1回、金曜午後7時より。 4/13/2002〜4/20/2003 金曜日19時 ※変更があった場合、早めにご連絡いたします。 講師:稲次敏郎(いなじとしろう) 1924年 京都生まれ。 1947年 東京美術学校図案科卒業。 1988年 「建屋と庭園に関する研究」で 日本デザイン学会賞受賞。 1995年 「建屋と庭園の関係研究」で 勝見勝賞受賞。 現在東京芸術大学名誉教授、宝塚造形芸術大学名誉教授・理事 専攻=環境デザイン |
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2002年4月13日(sat)〜4月1日(sun) ■京都 研修旅行 大徳寺、吉田家、東福寺、仁和寺、大覚寺、酬恩庵一休寺 |
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2002年5月24日(fri) 19:00〜 ■住まいと庭の形成過程 寝殿造りに至るまで 石の住まいと木の住まいの庭のありかたから、木の住まいの原点としての「寝殿造り」が形成されてゆく過程を推測します。 講師=稲次敏郎 |
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2002年6月28日(fri) 19:00〜 ■寝殿造りと庭 日本の住まいと庭の原型として 寝殿造りの生活と、庭園技術書の古典とされる「作庭記」から、王朝の<雅>の舞台を見ていきます。 講師=稲次敏郎 |
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2002年7月19日(fri) 19:00〜 ■彼岸の造形 「もののあわれ」と浄土の演出 <みやび>は一方に<もののあわれ>を含んでいます。 末法思想・来迎思想から阿弥陀堂とその修景を考えます。 講師=稲次敏郎 |
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2002年9月27日(fri) 19:00〜 ■中世の住まいと禅院の庭 ありやうの抽象表現 鎌倉・室町に入ると住まいは大きく変化します。それにともなう庭の変化と、禅院の庭の見せ方を見ていきます。 講師=稲次敏郎 |
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2002年11月22日(fri) 19:00〜 ■数寄屋への道のり 「満月」と「雲間の月」の美意識と草庵・数寄屋の違い数寄屋に至る過程として、書院座敷の美意識から、茶の湯の言葉をたどりながら、千利休に至る「侘び」の美意識を垣間見ます。 講師=稲次敏郎 |
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2003年1月24日(fri) 19:00〜 ■数寄屋とその庭 求道からの解放 数寄屋に木割(規格)はありません。数寄屋は「オ気ニ召スママニ」造られます。求道から解放されて、小堀遠州の「きれいさび」は完成します。その頂点に桂離宮があります。 講師=稲次敏郎 |
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2003年2月28日(fri) 19:00〜 ■住まいの秩序 廻遊式庭園と社寺の境内 池を中心に、多くの違った庭を一つに仕立てた庭が廻遊式庭園です。それは大名達の宴遊の庭であり、庶民の宴遊の庭は社寺の境内でした。これからの公園のありようを探ります。 講師=稲次敏郎 |
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2003年4月19日(sat)〜4月20日(sun) ■広島・防府・山口地方 研修旅行 |
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■庭園倶楽部会員は、期間中、ワタリウム美術館への入館が無料になります。 ■ワタリウム美術館特別ニュースを受け取ることができます。 ■ワタリウム美術館が開催するすべての講演会の特別割引が受けられます。 参加ご希望の方は、申込書に必要事項を御記入のうえ、郵送またはFAXでお申込み下さい。なお、同時に年会費・参加費を下記の口座にお振込み下さい。定員になり次第、締め切らせていただきます。 |
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■庭園倶楽部:入会金10,000円 (庭園倶楽部継続会員、ワタリウム美術館サポート会員は無料。ワタリウム美術館一般会員、「岡倉天心研究会」会員など半額、お尋ね下さい) ■参加費 25,000円 旅行費は別途 ■振込先 三井住友銀行 青山支店 普通口座 No.1621750 庭園倶楽部 |
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■ ワタリウム美術館「庭園倶楽部」 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6 Tel.03−3402−3001 Fax.03−3405−7714 email:official@watarium.co.jp |
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