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GAME OVER展
会期 1999年11月13日(sat)−2000年4月9日(sun)
開館時間11:00〜19:00 *毎週水曜日は21:00まで延長
休館日:月曜日
*(12月は30日まで休まず開館、1月は7日から開館。3月20日(月)は開館)
参加作家 プロフィール欄をご参照ください
入館料 入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下)
(期間中、何度も使えるパスポート制チケット)
パフォーマンス、講演については別途設定
キュレーション トーマス・ノルダンスタッド+和多利浩一
助成 IASPIS
協賛 資生堂、トヨタ自動車
後援 スウェーデン大使館、オーストリア文化庁
 Annual sponsor OMRON Co.,Ltd.
 Supervisor Yoko Hagiwara
 Cooperation from SHINCHOSYA PUBLISHING CO.
 MAEBASHI CITY MUSEUM OF LITERATURE
展示内容プロフィール
展示内容 exhibition▲PAGE TOP
「GAME OVER」は今世紀から次の世紀に向かうためのリセット・ボタンです。変化・行為・過程・機能などのキーをあやつりながらGAME OVERを繰り返します。

「GAME OVER」に参加する二十数名のアーティストのなかにはドラッグ・クイーン、セックス・ワーカー、ミュージシャンなどアートと異なる分野で活動するものが多く含まれています。一見すると彼らはばらばらに社会の一面を見せているようですが、見方を変えればアートのほうが彼らを取り込んで、境界をひろげようとしているのです。

「GAME OVER」は、現代アートと美術館の機能に新しい息吹を吹き込むための実験です。また、「GAME OVER」はワタリウム美術館の開館10周年と、ミレニアムを祝うお祭りです。

*3週間ごとにプログラムが入れ替わるリレー式シアター(美術館2階)
*アーティスト・小沢剛による<喫茶室>(美術館3階)
*アーティスト・堀尾貞治による<毎日変わる図書館>(美術館4階)
*近くにあるアパートの一室がジョン・ダンカンのパフォーマンス会場となります。
プロフィール profile▲PAGE TOP
常設作家
小沢剛、堀尾貞治、大木裕之、ナウィン・ラワンチャイクン、ジョン・ダンカン、ビィゲット&ベリィストレム

3週間参加作家
キュピキュピ、パブリック・ムービーズ(アート・リンゼイ+デヴィッド・ハモンズ+水口政美)、 20471120中川正博
ナウィン・ラワンチャイクン、近代芸術集団(谷田一郎+ヒロ杉山)、バイターズ、宮島達男、大木裕之

一日参加作家
石橋義正
小沢剛 Tsuyoshi Ozawa >>

1965年東京生まれ、東京芸術大学大学院修了。1989年以来地蔵を風景とともに撮影する『地蔵イング』を継続。1993年には牛乳箱型移動式画廊『なすび画廊』を開設し世界を巡回した。茶室のかわりにテントを張ってミルクをいただく『ミルク道』、人と相談しながら作品を制作する『相談芸術』などを標傍、ユニークな活動を続けている。 
協力:オオタファインアーツ
堀尾貞治 Sadaharu Horio >>
1939年神戸生まれ。吉原治良に師事。布や石、材木など身近な廃物を用いた作品やパフォーマンスを通じ、日常生活にアートを取り込む活動をエネルギッシュに展開。60年代以降アートスペース虹(京都)や信濃橋画廊(大阪)など全国の画廊で個展を開催、また京都アンデパンダン展や『アート・ナウ』など多くのグループ展にも参加。
大木裕之 Hiroyuki Oki >>
1964年生まれ。東京大学工学部建築学科卒。ワーク・イン・プログロス傾向の映像を制作する映像作家。
監督作品:『遊泳禁止』(1990年度イメージフォーラム・フェスティバル審査員特別賞受賞)など。作品は他にバンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ニューヨーク・レズ&ゲイ映画祭、ポンピドゥーセンターなどで招待/上映されている。
ジョン・ダンカン John Duncan >>
1953年生まれ。70年代に画家としてデビュー、その後パフォーマンスや音楽活動などさまざまな分野で活躍。『スケアー』『バス・ライド』(1976)『ブラインド・デート』(1980)『メイズ』(1996)などのパフォーマンスを通じて人間の感情の変化に着目、偏見や怖れを抱くことなく人間そのものに対する疑問をストレートに投げかけている。今回は美術館近くのアパートの一室でパフォーマンス+インスタレーションを予定している。
キュピキュピ Kyupi Kyupi >>
1996年、京都の石橋義正を中心に結成された四人組。ノスタルジックな歌謡ライブ調のビデオ、パフォーマンスを中心に活動。
展覧会:『どないやねん』(1998 パリ)『身体の夢』(1999 京都国立近代美術館、東京都現代美術館)『GENERATION Z』(1999 PS1、ニューヨーク)『演歌マニアライブ』(1999 カフェアンデパンダン、京都)など
Public Movies: Arto Lindsay, David Hammons, MasamiMizuguchi
パブリック・ムービーズ:
アート・リンゼイ、デヴィッド・ハモンズ、水口政美 >>

1998年アート・リンゼイがリスボン世界博で「音の彫刻」をテーマにミュージック・シリーズをキュレート。『パブリック・ムービーズ』はニューヨーク在住の水口政美を中心にリンゼイが協力参加したドキュメンタリービデオ。冒頭に登場するのは黒人アーティストの求心的存在のハモンズ。今回はこの映像をもとに外光を入れたままの部屋にフロッタージュシーンをインスタレーションする予定。
中川正博 20471120: Masahiro Nakagawa >>
1994年にファッションブランド『20471120』を立ち上げ、浅草花やしき、また木下サーカスとジョイントしたショーを開催し話題を集める。今回は『東京リサイクルCOLLECTION』の一環として『東京リサイクル装置』『NAKAGAWA SOUCHI』を発表する。
ナウィン・ラワンチャイクン Navin Rawanchaikul >>
タイ生まれ。ローカルコミュニティに分け入ってバク進し続ける異色のアーティスト。ヨーロッパでも広く知られ、現在のアジア代表作家として現代アートの一翼をになう。今回は美術館の外壁に五十カ国のタクシーライトを明滅させる。
近代芸術集団 >>
ヒロ杉山(1962)谷田一郎(1965)の二人により1987年に結成。パフォーマンスやペインティング、映像や出版まで幅広く活動。1989年、渋谷で広告用ビルボードを使って熊の着ぐるみ作品『BEAR BEAR』を発表。1992年、霊魂/心霊現象をテーマに『GEIST』展をデザインセンターで開催、これを期に二人は精神世界へ突入する。1997年、映像作品『ビジュアル・コラージュ』を発表。
宮島達男 Tatsuo Miyajima >>
1957年東京生まれ、東京芸術大学大学院美学研究科修了。1987年「1.それは永遠に続く 2.それは変化し続ける 3.それはあらゆるものと関係をむすぶ」という一文を発表、その後デジタルカウンターを使用した作品を主体に国内外で活動を続ける。今回はデジタルカウンター以前から継続していたパフォーマンスに焦点をあて、記録映像を公開する。 
協力:フジテレビギャラリー
バイターズ THE BITERS >>
1998年に結成された、それぞれがセックスワーカーである三人組。パフォーマンス、ビデオによる活動を展開しながら国際エイズ会議への出席などを通じてセックスワーカーの権利保護活動を行う。
展覧会:『どないやねん』(1998 パリ)『バイターズ:売女の休日』(1999 オオタファインアーツ、東京)
石橋義正Yoshimasa Ishibashi >>
1968年京都市生まれ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート映画科に交換留学後、京都市立美術大学大学院修了。ヤノベケンジ、曽根裕らのビデオ映像を多数制作。監督作品『狂わせたいの』(16mm映画、ストックホルム映画祭正式出品作、 1997)は劇場用に制作された白黒作品で、シュールな映像とともにお笑いやノスタルジーが詰め込まれた話題作。
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ワタリウム美術館
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-7-6
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tel:03-3402-3001
fax:03-3405-7714
e-mail: official@watarium.co.jp