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I LOVE ART4展
会期 1997年8月20日(wed)−11月16日(sun)
参加作家 アンディー・ウォーホル ANDY WARHOL (U.S.A)
ジョナサン・ボロフスキー MARCEL BROODTHAERS (BELGIUM)
シグマー・ポルケ SIGMAR POLKE (GERMAN)
バックミンスター・フラー BUCKMINSTER FULLER (U.S.A)
ナム・ジュン・パイク NAM JUNE PAIK (U.S.A)
展示内容
展示内容 exhibition▲PAGE TOP
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アンディー・ウォーホル ANDY WARHOL

20世紀で最も有名なアーティストとなったウォーホルは その存在自体をポップ・アート作品としてあらゆるメディ アに登場させ、無数のインタヴューでは実体のない”ウォ ーホル”を延々と演じ続けました。この展覧会では数々の セルフ・ポートレイトを一堂に集めて展示しています。



「ポートレイト」(1986)
ジョナサン・ボロフスキー JONATHAN BOROFSKY

「地下鉄の夢」(1977)「ベルリンの夢」(1984)など「I dream --」で始まるボロフスキーの夢に関する作品を展示しています。夢から取り出されたイメージはコミカルな非現実のふりをしながら、社会問題や人間の命題を凝縮して潜ませています。


「ムーン・ペインティング」(1987)


「2740475」(1982)
マルセル・ブロータス MARCEL BROODTHAERS

マグリットの影響を強く受けた、ベルギーの作家マルセル・ブロータスは絶えずアートの在りかたときにアートと金銭の関係を探り、作家の署名についての疑問を投げかけました。ムール貝や卵などの身近で伝統的な素材を用い、たぐいまれな繊細さとアイロニーで表現された作品は、同時代のアメリカのアートと一線を画するものです。


「ABC」(1974)
シグマー・ポルケ SIGMAR POLKE

不可視なものを絵画で表現しながら、驚くべき手法、たとえば印刷の4色分解のドット(点)TV画面の走査線、温度によって色が刻々と変化する感熱画など新しいディテールを巧みに造り出すシグマー・ポルケ。現代と空想の世界を往来しながら独自の活動を続けるこの異色の作家はアートの錬金術師といえます。


「ハロー シヴァ」(1974)
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バックミンスター・フラー BUCKMINSTER FULLER

地球と宇宙を総体としてとらえ人類の未来を考察したフラーは詩人であり、哲学者でもあり、科学者でもありました。ダイナミズム・マキシマム・イオンの三語からなる「ダイマクション」という概念に集約された先取の思想を、ドローイング等で紹介しています。


「4Dタイム・ロック」(1927-29)
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ナム・ジュン・パイク NAM JUNE PAIK


パイク哲学の原点と言える1960〜80年代の作品、「キャンドルTV」「フィッシュTV」「TV植物」「TVラジオ」などを展示しています。


「TVラジオ」 (1980) ※水槽のバックには、映像が流れています
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ワタリウム美術館
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