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テンポラリー・イミグレーション展 −つかの間の日常に−
参加作家 ラーズ・ミュラー ベアート・ゾデラー シルビア・ベッヒュリ
会期 2005年7月2日(sat)−10月23(sun)
開館時間11:00〜19:00 *毎週水曜日は21:00まで延長
休館日:月曜日 *7月18日(祝)、9月19日(祝)、10月10日(祝)は開館
入館料 入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下)
(期間中、何度も使えるパスポート制チケット)
助成 スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団
後援 スイス大使館、ダイナミック・スイス
展示内容プロフィールイベントワークショップ
展示内容 exhibition▲PAGE TOP
飛行機はハイスピードな移動を可能にし、さまざまなテクノロジーは日常の動きをこれまでとはまったく違う動線上に提示しようとしている。たとえば、携帯電話は子どもたちの放課後を変え、恋人たちのデートの待ち合わせ場所を取り上げる。好むと好まざるに関らず、ここに生まれる新しい日常は、短くカットされ、軽やかに動き回る。

ヨーロッパ各地に住む3人のアーティストたち、シルビアとベアートそしてラーズはそんな日常を、アートという言語で表現し、自分たちは一時的な移住者、つまり東京の日常の断片を持つものであると言う。
2階展示室 >>
ベアート・ゾデラーの作品を展示。
1955年チューリッヒ生まれ。現在は、ヴェッティンゲン(スイス)とジェノヴァを拠点に活動。
コラージュ作品20点に加え、大掛かりで、構築的なオブジェ7体を展示。
今回の展示には、私たちが毎日何気なく使用している小さな小物たちが使用されている。「あっ!」と小さな声をあげて驚くかもしれない。もう一つは色。シンプルで20世紀はじめのあの構成主義や「デスティール」運動を思わせるが、そうたした歴史的なものとはまったく違う。
中央の3階展示室 >>
ラーズ・ミュラーのアトリエを再現。
1955年オスロ生まれ。現在は、スイスを拠点に活動。
世界屈指のアート・パブリッシャーであり、自身デザイナーでもある。
彼は、本という、今となってはあまりにクラッシックといえるこの媒体にこだわりながら、アーティストたちとの対話を紙に写し取っていく。ここでは、対話の当事者二人にしか見られなかったこのプロセスを詳細に展示することで、本来見ることのない創造の断片を覗く。
4階展示室 >>
シルビア・ベッヒュリの作品を展示。 
1956年バーデン生まれ。現在は、バーゼル、パリ、カールスローエを拠点に活動。
100点余りのドローイングを展示。
彼女は、まるで呼吸をするように、一日数百枚のドローイングを描き、夕方にはそれらの多くを排出物のように捨ててしまう。作家本人がそれぞれのデッサンの間にある関係を、音としてとらえ、ひとつのリズムで配列する。それらのテーマは、家庭・日常といった非常に身近なものから、記号のような抽象的なものまで、不規則にあらわれる。多数のドローイングをそうした流れの中で見わたすと、まさに現在の我々の生活や生き様が詩のように、表されている。
プロフィール profile▲PAGE TOP
シルビア・ベッヒュリ Silvia Bachli >>
1956年バーデン生まれ。現在は、バーゼル、パリ、カールスルーエを拠点に活動。
主な展覧会に1997年ボン美術館、2002年ストラスブルグ美術館他、多数。
●100点余りのドローイングを展示
彼女は、まるで呼吸をするように、一日数十枚のドローイングを描き、夕方にはそれらの多くを捨ててしまう。
作家本人がそれぞれのデッサンの間にある関係を、音としてとらえ、ひとつのリズムで配列する。
それらのテーマは、家庭・日常といった非常に身近なものから、記号のような抽象的なものまで、不規則にあらわれる。多数のドローイングをそうした流れの中で見わたすと、まさに現在の我々の生活や生き様が詩のように、表されてくる。
 
ベアート・ゾデラー Beat Zoderer >>
1955年チューリヒ生まれ。現在は、ヴェッティンゲン(スイス)とジェノヴァを拠点に活動。
主な展覧会に、1999年ニュルンベルク近代美術館、2003年ボン美術館他、多数。
●コラージュ作品10点に加え、構築的なオブジェを展示
今回の展示には、私たちが毎日何気なく使用している小さな小物たちが使用されている。
「あっ!」と小さな声をあげて驚くかもしれない。もう一つは色。
シンプルで20世紀はじめのあの構成主義や「デ・ステイル」運動を思わせるが、そうした歴史的なものとはまったく違う。
 
ラーズ・ミュラー Lars Muller >>
1955年オスロ生まれ。現在は、スイスを拠点に国際的な活躍を続ける。
世界屈指のアート・パブリッシャーであり、自身デザイナーでもある。
主な出版物に『Peter Zumthor, Works』『R. Buckminster Fuller, Your private sky』『Helvetica』他、多数。
●ラーズ・ミュラーのアトリエを再現
彼は、本という、今となってはクラッシックといえるこの媒体にこだわりながら、アーティストたちとの対話を紙に写し取っていく。ここでは、対話の当事者二人にしか見られなかったこのプロセスを詳細に展示することで、本来見ることのない創造の断片を覗く。
 
イベント event▲PAGE TOP
オープニング・シンポジウム >>

7月1日(fri)17:30〜

出席:ラーズ・ミュラー、 ベアード・ゾデラー、 シルビア・ベッヒュリ

このシンポジウムは、「テンポラリー・イミグレーション展」のチケット(会期中何度でも使えるパスポート制)で、ご参加いただけます。当日受付にてご購入ください。

*事前の申し込みが必要です。
お申し込みはこちらから

ラーズ・ミュラー出版ブックフェア >>

地下一階ブックショップ オン・サンデーズ(電話03-3470-1424)
チューリヒから世界に向けて、常に最先端のアートブックを発行し続けているラ−ズ・ミュラー出版の全貌を紹介。デザインから現代アート建築、写真に至るきわめて自由で先鋭的な出版の軌跡。その「本作りの哲学」と抗いがたい「書物の魅力」を、実際に本を手に取りページをめくることによってご堪能ください。限定版、希少本も並ぶ期間限定のブックフェア。
ワタリウム美術館地下オン・サンデーズにて開催
スイスをめぐるデザインの話 >>

第1回:8月31日(水) 19:30-21:30
「ヘルベチカ」
講師:小泉均氏
スイス人のアイデンティティそのものとすら言えるこのタイプフェィスについてのお話。

第2回:9月14日(水) 19:30-21:30
「本を建築する」
講師:塚本由晴氏 (アトリエ・ワン)
『もっと小さな家』『ペット・アーキテクチャー・ガイドブック』など独創的な本づくりが話題の気鋭の建築家によるトーク。

参加費 : 単回 2500円 二回通し券 3500円
会場/参加申込み:オン・サンデーズ (TEL:03-3470-1424)
ワークショップ workshop▲PAGE TOP
オープニング記念ワークショップ
『手作りの本を作ってみよう』

講師:ラーズ・ミューラー(ブック・デザイナー)
近年世界のブックデザイン賞を受賞しているラーズ・ミュラー氏と供にオリジナルの本作りに挑戦してみる。
第1日目:7月2日(土曜日)16:00‐18:00
  スライドと書籍を見ながらの講演会&ディスカッション
第2日目:7月9日(土曜日)19:00‐21:00
  参加者が行うプレゼンテーションとラーズ氏による講評。
参加費:3,800円(2日間)
お申し込みはこちらから
スイス・タイポグラフィ・ワークショップ
言葉の行間をデザインする >>

テンポラリー・イミグレーション展にて展示中のブック・デザイナー、ラーズ・ミュラーのアトリエの中で、タイポグラフィの本場、スイスのデザイン学校の授業を体験します。

広告、新聞、雑誌、レポート、Eメール、学校や仕事場、私たちのまわりは文字であふれています。同じ文字たちの、並べ方が変わることで、違う意味が生まれます。
実際に素材を切って、白い紙に貼ることにより、タイポグラフィの基本を知ります。だれでもできることのように感じることが、実は奥深く、無限の可能性があります。今回は、実際に現地でその教育を受けマスターした講師とスイス・タイポグラフィの基本的な作業に挑みます。

講 師:小泉 均 氏
1958年東京生まれ。グラフィック・デザイナー。長岡造形大学教授。 スイス・スタイルのデザイン教育を今も敬称する「アルゲマイネ・ゲヴェルベシューレ・バーゼル」で学び、ウォルフガング・ワインガルトに師事する。主な著書に『タイポグラフィの読み方』(美術出版社刊)など。

日時:2005年8月20日(土)、 9月3日(土)、 9月17日(土)、 10月 1 日(土)
時 間:19:00 - 21:00
会場:ワタリウム美術館 3F
参加費:各 1500円 (要予約) *テンポラリー・イミグレーション展ミニ・カタログを進呈
持ち物:はさみ、のりを各自御持参ください。
お申し込みはこちらから (PDFファイル)
*事前の申し込みが必要です。申し込みや詳細の問い合わせは、ワタリウム美術館(電話03-3402-3001、e-mail official@watarium.co.jp)まで御連絡下さい。振込先:三井住友銀行 青山支店 (普)1033281 (名)ワタリウム美術館
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ワタリウム美術館
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-7-6
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tel:03-3402-3001
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e-mail: official@watarium.co.jp