20世紀のもっとも重要な思想家の一人、ルドルフ・シュタイナーは、生涯を通じて膨大な数のノートをひそかに書きためていた。そこには鉛筆やインクでさまざまな言葉やイメージが踊っている。この展覧会は<ノート>に注目し、シュタイナーの原点、そして思想の展開経緯をさぐる。スイス・ドルナッハにあるシュタイナー遺産管理協会の研究協力によって、現在保管されている600冊を分析し、うち100冊を世界で初めて公開する。